ヒーリングスペーステアラ

お坊さんに直撃!墓じまいは?納骨は?

LINEで送る
Pocket

こんにちは、綾川の母・水本佐季です。

前回に引き続き、『萬燈珈琲店』でおなじみの

高松市国分寺町・附谷山眞教寺さんにて

墓じまい、永代供養、納骨など教えてもらってきました!

前回に引き続き、釋諦剛住職にお話をお伺いしました。

間違いなく、すばらしい読経をされるにちがいないいいお声のご住職!

※以下ご住職のお言葉を、水本なりにネイティブな讃岐弁で意訳・解釈して書いております。

墓じまい、さてどうする??

水本

最近、墓じまいでどうすべきか

よー聞かれるんやけど、どなんするんがええんな??

釋住職

いつか墓じまいせんといかん、と心に引っかかるくらいなら、さっさとしたらええ!

以前、真言宗の和尚さんとのお話で、

「できなるなるまでお墓を管理し、いよいよできなくなる、というときに墓じまいや仏壇を永代供養にしたらいい」とのお言葉をいただきました。

今回の釋住職のお話では、『前に進むために、しようと思ったときにしたらいい』とのこと!

そもそも、できるまで頑張る、というのがすでに苦しみを生んでいるかもしれない。だから、心をスッキリさせるためにも思い切って手放したら良い…

これは、お墓や仏壇の行く末を気がかりに思っている方がかなり救われるお言葉になるのではないでしょうか?

空き家問題にも触れ、家族や子孫のためにも、やれるときにさっさと片付け、気がかりをなくしておく。

現代社会の、核家族が進む世の中には墓、仏壇、そして空き家、思い出の品々、不要な遺品まで『手放す』という決断が求められることは間違いありませんね!

どこに聞く!?檀那寺、菩提寺がわからない!

 

水本

墓じまいしたくても、

地元を長らく離れていて、よくどこに聞いたらええか解らんて相談されるんやけど、どなんしたらええんな?

 

釋住職

石屋さんか仏壇屋さんに聞いたら間違いないで!

なんと!思いもよらない解決法!

 

墓石のプロフェッショナルの石屋さん

仏壇のプロフェッショナルの仏壇屋さん

ここに尋ねればどんなふうに進めていくか親切に教えてくれる場合が多いとのこと!

てっきり、近くのお寺!?と思っていたので、目からウロコのアドバイスでした。

『お寺と疎遠になってるご家庭も多い。無理にお寺に行かなくても、石屋さんや仏具屋さんがお寺さんも紹介してくれますよ』

とのこと。これなら、気軽に相談できますね!

ちなみに、今回お邪魔した眞教寺さんのホームページにも、とても丁寧に案内がありますので、必読です!

ご案内

http://shinkyoji.or.jp/service/

お数珠って、どんなのがいいの?

今回、私が最大限に衝撃をうけたのが、このお数珠。

水本

お数珠、どんなんがええんかいの?

 

釋住職

普通に房が1つのんでかまんで〜

 

房が一つ!?

どういうこと!?と思った私は、本当に無知でした。何しろ、母が中尊寺金色堂に観光で行ったときにお土産で買ってきた数珠をつかっていました。

まさに、こんなん。

そう、房は2つあるのです!!!

こちらは、女性用略式念珠。どの宗派にもオッケーとのことですが、家の宗派の数珠を持ってないことに愕然です。お遍路のため、真言宗用は持っていましたが、実家の宗派はスルーで来てしまったようです。

釋住職のお数珠は、

房が一つ!!!今回、初めて1つ房の数珠の存在を知ったのでした…こちらは男性用、女性用は長くて結び方に特徴がありますよ!

正式な門徒用の念珠は
男性で一連の念珠・女性で二連の念珠

とすることが多いようでした。これを気に、夫と自分の念珠を見直したいと思います(笑)

お作法が分からない!どこに聞くべき?

水本

こんなお作法とか、解らんかったらどこに聞いたらええんな?

釋住職

ネットでしょうな。

なんとも、痛快で気持ちのいいお言葉…!!

 

最近は親切にネットの記事にまとめてくれていることが多いので、まずはググってみるべし!とのこと。

とっても柔軟で、お坊さんのイメージが変わるほどに痛快な回答をくださり、あっという間の取材時間でした。

おかげさまで今回、私が調べても見つけられなかった情報をお聞きし、まとめることができました。

これが、誰かのお役に立ちますように!

最後に、眞教寺の素敵な本堂をご案内いただきました。

これが、現代のお寺のあるべき姿だ

本堂へ行く廊下の途中には

英語の案内が。宿坊をされてるだけあり、インターナショナル!

欄間の彫刻が見事な本堂を案内していただきます。椅子がソーシャルディスタンスで並ぶ、足腰にも優しい本堂です。

とにかく見惚れる、美しい本堂。

平成28年に完成したとのことで、ピカピカが凄まじい。

こちらは、聖徳太子と七高僧(しちこうそう)。

浄土真宗の宗祖親鸞が選定したインド(天竺)の龍樹・天親、中国(震旦)の曇鸞・道綽・善導、日本(和朝)の源信・源空の7人の高僧のこと。

ここで、日本人がふたり入ってる、と教えてもらい

「空海と最澄ですかね!?」と聞く頓珍漢なわたくし(笑)それは、密教だから!!ここ、真宗興正派のお寺の本堂だからね!!

 

最後まで無知な私を快く受け入れて下さったご住職、本当にありがとうございます!!

 

お庭には、優しいお顔の石仏さん。

振り返ると、目も開けられないほどの眩しい夕日が、本堂の屋根に沈んでいました。神秘的なひとときです。

 

ちなみに、私が大好きなのは、駐車場の

ピザ持ってるお地蔵さん

 

今はマスクでお出迎え、珈琲持ってるお地蔵さん

ぜひ萬燈珈琲さんへ立ち寄って、探してみてくださいね✨

この記事を書いた人

水本佐季

エナジー手相鑑定士ヒーリングスペーステアラ代表。 美容師として、ブライダルの業界で活躍後の2014年、美容サロンをオープン。以来、約8割のお客様がエナジー手相鑑定を目当てに訪れる。 三児の母をしながら更なる修行のため四国霊場巡礼やチベット密教、九星気学を学びながら、延べ20,000人以上を鑑定。

この著者の記事一覧

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

SHARE
PAGE TOP